チャンピオンチームが持つ11個の習慣
6ヶ月のオフシ
こうした小さなことこそが「チャンピオンの習慣」として知られるものだ。
しかしながら、ここでのポイントはチャンピオンシップに勝つこと(成果主義)に焦点を絞っているわけではない。ポイントは、チャンピオンの習慣を発達させること(プロセス主義)に焦点を絞ることだ。これらには大きな違いがある。ここに、今シーズン自身のチームのポテンシャルを最大化するために、チームの計画に参加する全ての選手とコーチが、正直に自身に問うて欲しい質問がある。これら11の質問が、あなたがチームに対して「チャンピオンの習慣」を与えることのヒントになることだろう。そしてこれらの質問に対する答えを君自身が知ることが大事であるのと同様に、チームの他のメンバーたちが君の計画を知ることも同様に重要なのだ。
- 君のチームの今シーズンのゴール(あるいはスタンダード)は何だ?
- 君のチームメンバー全員は、自身の役割を正確に理解しているか? 彼らはまたそれを受け入れているか?
- チームの全員が試合と同じメンタリティで練習の準備を行っているか?
- あらゆるチームが君を打ち負かすことができると毎晩想像していることを理解しているだろうか? そして自分はどんな相手でも倒せると信じているだろうか?
- 君のチームは学業よりも上の存在か? シーズン中に学業が疎かになってしまうだろうか?
- 君のチームは充分な睡眠をとっているだろうか? 毎日朝食を食べ、水分をしっかりと摂り、怪我に対して適切に気を配っているだろうか?
- 君のチームは、練習前の15分を余分に使ってシューティングやドリブル練習をしているか? 練習後の居残り練習をしているか?
- 練習中、全ての選手がエネルギーを与える存在か? 君の情熱がほかの誰かに伝わることはあるか?
- 全ての試合と練習前にしっかりとウォームアップをするか?
- シーズン中でもストレングストレーニングを行っているか?
- コートの中でも外でも、チームワークの柱を構築する努力をしているか?
これらの質問に対する答えが、君たちのシーズンをどのようなものになるかを決定づけるだろう。君たち一人ひとりが毎日小さなことを積み重ねるならば、それは大きな結果を生み出すだろう!
出典:11 Championship Habits|Stronger Team
この記事の著者
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あらゆるレベルの選手やコーチに、バスケットボールのトレーニングに関するさまざまな製品やサービスを提供している。CEOのDrew Hanlenは、ブラッドリー・ビール(WAS)、アンドリュー・ウィギンス(MIN)、ドワイト・ハワード(ATL)、ジョーダン・クラークソン(LAL)、ザック・ラヴィン(MIN)など、多くのNBA選手をクライアントに持つ。現在は、DeMatha Catholic High SchoolやMontrose Christianを始めとした強豪高校や、ナイキとの仕事を含む多くのパフォーマンスコーチの経歴を持つ、元Stronger TeamのAlan Steinがパフォーマンスディレクターを務めている。
puresweatbasketball.com
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