パッシングスキルの再考
先日トステン・ロイブル氏のクリニックを受講しての一考。
トステン氏はパスのスキルを充分に教えているチームは少ない。ドリブルしなくても試合はできるが、パスがなくては成り立たない。と言います。
一方私が知る海外のコーチは、チェストパスという実際試合ではほとんど使われないテクニックが、練習で教えられすぎていると言います。
トステン氏はクリニック中ほとんど片手でのプッシュパスを用いていました。これが両者に共通する道理なのかなと。
例えばドリブルを使わないように練習をデザインした場合、選手はボールを受けるためにどうするでしょうか? ここにバスケットボールというゲームのファンダメンタルを養うためのヒントがあるような気がします。
皆さんがパッシングスキルを教える際に意識していること、またそのための方法は何ですか?
ロイブル氏はJBL(現NBL)のトヨタや日本代表のコーチなども務めた。
現在も日本のバスケットボール普及に尽力している。
画像は「名寄地区バスケットボール協会HP管理人ブログ」より
この記事の著者
この著者のほかの記事
- コーチング2017.09.25バスケットボールにおけるインテンシティ(強度)の意味と高め方
- コーチング2017.08.14「文武両道あり得ない」下関国際・坂原監督から何を考えるべきか
- コーチング2017.07.04ペース&スペース オフェンス:「天才」コーチ ブラッド・スティーブンスの戦略
- インタビュー2015.10.05プロ選手のトレーニング論 〜bjリーグ 石谷聡選手〜