塚本鋼平インタビューまとめ

2013年12月20日

先日行われたイベント「バスケの誕生日」において、秋田県能代市を拠点に活動されている塚本鋼平氏の講演が行われました。当ラボでは以前に塚本氏へのロングインタビューを掲載させて頂いておりますので、それを少しかいつまんでご紹介いたします。

塚本鋼平 @takerunami
「バスケの勉強会」主催者。『プリンストンスタイルオフェンス』出版。MBA(経営学修士)。JBA公認C-2 級コーチ。特定非営利活動法人スポーツ指導者支援協会正会員。HOOP HYSTERIA会員。所属学会：経営行動科学学会，産業・組織心理学会，日本コーチング学会。

インタビューその1　コーチングとの邂逅

塚本氏は、札幌大学在学中に倉島武徳氏と現日本代表女子のヘッドコーチである内海知秀氏から指導を受けています。倉島コーチからジョン・ウッデンの「成功のピラミッド」を教わり、そして内海コーチからは、留学先であった名門アリゾナ大学を約25年に渡り率いたルート・オルソンから聞いた話を教わり、そこからコーチングへの興味を深めていったと言います。

私はこの『成功のピラミッド』に大きな衝撃を受けました。それまで私は「気合い」や「根性」だけで困難を乗り切ることが美徳であると信じていたので、成功までの自分の在り方を初めて見つめることができた瞬間でした。

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インタビュー：塚本鋼平（能代市バスケの街づくり推進委員会副委員長）その1

インタビューその2　コーチKへの熱い思い（Enthusiasm）

塚本氏の講演の中で印象だった言葉として、情熱は”passion”ではなく、もっと強い“Enthusiasm”という言葉であるということが挙げられます。ジョン・ウッデンから始まり、多くのNCAAのコーチの著書を読みあさってきた塚本氏ならではの、コーチKへのEnthusiasmを感じ取ることができます。

Enthusiasmを感じたい方はこちら↓
インタビュー：塚本鋼平（能代市バスケの街づくり推進委員会副委員長）その2

インタビューその3　知の伝播

塚本氏が主催する「バスケの勉強会」は、能代市をバスケの首都とするために必要な「知」を伝えることを目的としています。様々な名コーチの著書や言葉を借りての座学を開講するのみならず、現場でのクリニック、様々な講師を招待しての講座なども開催しています。

面白そうな活動だなと思った方はこちら↓
インタビュー：塚本鋼平（能代市バスケの街づくり推進委員会副委員長）その3

インタビューその4　桃

能代はバスケの街です。そしてさらにバスケの首都とするために必要な「能代スタンダード」として、PEACHを掲げています。何故PEACHかというと、詳しい方はお気づきでしょう。そう、バスケットボールの創世記では、桃を収穫するためのカゴをバスケットゴールに使っていたんですね！

PEACHの詳細を知りたい方はこちら↓
インタビュー：塚本鋼平（能代市バスケの街づくり推進委員会副委員長）その4

インタビューその5　コーチKとジョン・ウッデンの共通点

名コーチたちには意外なことから思わず納得してしまうことまで、様々な共通点が見て取れます。今回はコーチKとウッデンを比較しています。そしてこれも今回の講座で軽く触れられていました。特に面白かったのは、ほんとうに偶然でしょうが、能代工業を強豪に育て上げた加藤廣志氏とジョン・ウッデンの共通するエピソード。聖徳太子とキリストにも例えられていました。他に多くのコーチが掲げている「成功の秘訣」。これは是非直接講演をお聞きください。

自分と共通しているところはあるかなって方はこちら↓
インタビュー：塚本鋼平（能代市バスケの街づくり推進委員会副委員長）その5

インタビューその6　塚本鋼平のEnthusiasm

最後は塚本氏の熱い思いで締められています。知を共有するということは、日本のバスケ界ではなかなか行われていなかったことのように思います。もちろん個人個人の繋がりではたくさんあるでしょうが、全く知らない他人同士で議論したり話を聞いたりして知見を広げていく試みは、今後大きな重要性があるように思います。今はまだ小さなうねりかもしれませんが、伝え聞いた人がまた次の人に伝えることで、大きな潮流になることを期待しています。

塚本氏の熱さでヤケドをしたい方はこちら↓
インタビュー：塚本鋼平（能代市バスケの街づくり推進委員会副委員長）その6