三浦洋平インタビューまとめ

新装開店ということで、過去の記事を少しご紹介しましょう。

先日行われた全日本大学選手権、通称インカレで二連覇を達成した東海大学出身、現在は富士通でプレーする三浦洋平選手のインタビューです。コーチKについて、チームについて、そして東海大学についても熱く語っていただきました。

その1 コーチKと陸川章

恩師に勧められたことからコーチKの著作を読んだという三浦選手。同じく大学チームのコーチとして名将と呼ばれる陸川氏との共通点についても語ってくれました。

コーチKと東海大学)陸川HCは似ている部分が多いと感じます。その中のひとつに、非常に魅力的に感じているものがあります。それは、選手の意見をよく聞き、時には相談し、尊重してくれることです。

インタビュー:三浦洋平(東海大学~富士通RedWolves)その1

その2「言い訳はできない」

書籍『ゴールドスタンダード』の中で印象に残った言葉として紹介しています。
またここにも、コーチKと陸川氏との共通点を見ることができ、非常に興味深いです。

そして私が個人的に印象に残った言葉がこれです。

NBAではよく、選手がコート上に倒れます。その時、チームメイトは猛ダッシュで選手を起こしに行きます。絶対に対戦相手が起こしたりしません。しかし、日本では、自分で起き上がるか、相手選手が起こすことが多いです。

 

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インタビュー:三浦洋平(東海大学~富士通RedWolves) その2

 

その3 代表を背負うということ

 

「USAは勝って当たり前」「個人技や運動能力で勝った」と多くの人が言うと思います。でも、私は違うと思います。もちろん、個人技や運動能力は大切です。しかし、これらが長けているのも、私たちが想像している以上に、彼らが練習しているからです。

三浦洋平

東海大学は、今でこそ強豪ですが、ほんの少し前までは3部のチームでした。優勝して当

たり前と言われる裏には、たゆまない努力があるのだと、三浦選手自身の体験からシンパシーを受けたのではないでしょうか。

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インタビュー:三浦洋平(東海大学~富士通RedWolves) その3

 

 

 

 

 

その4 東海大学シーガルズの「スタンダード」とは?

プレイ面でのスタンダード、柱になるものは基本的に毎年変わりません。ただ、チーム事情で新しく加えた方が良いスタイルなどは、増えることがあります。これに関しては、陸さんからの一方通行になることはないので、選手の意見もしっかり聞いてくれます。私が、東海に入学して非常に大事だと思うスタンダードがあります。それは、「仲間が倒れたら、すぐに起こしに行け!」です。

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インタビュー:三浦洋平(東海大学~富士通RedWolves) その4

 

その5 チーム1ポジティブなのは陸さんです

三浦選手からは、「仲間」「チームワーク」というキーワードをとても大事にしているように感じられます。そこにシーガルズの強さの秘密があるのかもしれませんね。

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インタビュー:三浦洋平(東海大学~富士通RedWolves) その5

 

その6 三浦選手の卒業後に、東海大学はインカレを制したのですが…

 この時僕は、自分の4年間が本当に報われたと思いました。そして、陸さんのもとで、Seagullsとして闘えたことを本当に良かったと思いました。

こんな風に思えるチームにいたこと。きっと人生の財産になりますよね。すばらしいです。あなたがどんなチームを作りたいのか、そのヒントになる言葉がちりばめられている気がします。

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インタビュー:三浦洋平(東海大学~富士通RedWolves) その6

 

その7 完結編

三浦洋平ドリブル学生時代の経験を糧に、今も実業団チームでプレーを続ける三浦選手。過去や現在で学んだことを、今後日本のバスケットボール界に還元してくれることを願っています。

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インタビュー:三浦洋平(東海大学~富士通RedWolves) その7

 

 

全7回の長編インタビューでしたがいかがでしたか? 何となく東海大学の強さの秘訣が分かったような気がします。
関東大学1部となれば、そこに集まる選手の差は大きくはないでしょう。それでも常に上位を争うチームには、ほかのチームには存在しない強みがあるのだと思います。
しかもそれはスキルや練習方法といったことではないのかもしれません。

この記事の著者

岩田 塁GSL編集長
元・スポーツ書籍編集者。担当書籍は『バスケ筋シリーズ』『ゴールドスタンダード』『シュート大全』『NBAバスケットボールコーチングプレイブック』『ギャノン・ベイカーDVDシリーズ』『リレントレス』他