インタビュー:小泉明彦(neoうめや)その2
大好評! 日本の社会人バスケット界には造詣が深い選手が沢山いることを実感しました! という声も多数。編集部一同、感激しています。実際にデューク大学に乗り込んだ小泉さんの肉声に迫ります。
実際にデュークに行かれてみて、どのような熱狂があったのでしょうか?
ところが、行って初めて分かったのですが、デュークのチケットは「超」がいくつも付くようなプレミアチケットで、いきなり行って買えるようなものではありませんでした。
それでも、大学の職員と思われる方に拙い英語で「デュークの試合が見たくてわざわざ日本から来ていて、なんとかチケットを手に入れたい」ことを伝えると、とても親切に対応してくださり、知り合いに問い合わせてくれたりしました。
結局その場でチケットの都合はできなかったのですが、最後の手段として当日試合前に「Need a Ticket」のボードを掲げていれば、なんとか手に入るかもしれないとアドバイスをもらい、それが上手く行って生で観ることが出来ました。 コーチKのバスケットボールと関係ないところですが、これでもデュークの高感度超アップです(笑)。
ホームコートの雰囲気はいかがでしたか?
ホームコートのCameron Indoor Stadiumでのデュークを応援する雰囲気はもの凄いもので、申し訳ないですがどのくらい凄いのかはもう言葉では説明できないようなデュークワールドで、ここで私も完全にキャメロンクレイジーズ(Cameron Crazies:Dukeの熱狂的ファンの愛称)になりました。
このキャメロンクレイジーズは、単に自分の大学、地元の大学だから熱狂的に応援しているだけでなく、コーチKのバスケットボールに魅せられた人たちなのだと思います。
それ以来、20数年来のデュークファンなのですが、その後に知った話で、コーチKがリクルートでなにより選手の人間性を重視すること、バスケットボール選手としてだけでなく人としての成長を重視し、学生の本分である勉学を優先して選手の授業時間に重ならないようにその年の練習時間を組むといった姿勢を知り、さらにコーチKの魅力に取り憑かれていきました。
(interview 2013.3 片岡秀一/UPSET)
この記事の著者
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1982年生まれ。埼玉県草加市出身。株式会社アップセット勤務の傍ら、ゴールドスタンダード・ラボの編集員として活動。クリニックのレポート、記事の執筆・企画・編集を担当する。クリニックなどの企画運営も多く手掛け、EURO Basketball Academy coaching Clinicの事務局も務める。一般社団法人 Next Big Pivot アソシエイトとして、バスケを通して世界を知る!シリーズ 第1回セルビア共和国編では、コーディネーターとして企画運営に携わりモデレーターも務めた。 J SPORTSでB.LEAGUE記事も連載中。
宮城クラブ(埼玉県クラブ連盟所属)ではチーム運営と共に競技に励んでいたが、2016年夏頃に引退。HCに就任。これまで、埼玉県国体予選優勝、関東選抜クラブ選手権準優勝、関東クラブ選手権出場、BONESCUP優勝などの戦績があるが、全国クラブ選手権での優勝を目標に、奮闘中。