コーチを評価する7つのポイント

今月前半はあまり時間がありませんので、本日も引用記事で失礼します。

先日投稿した「バスケキッズの親に守ってほしい16のルール」には大変多くの反響が寄せられ、子どもを持つ親御さんの関心の高さが伺えました。上述した記事のポイントは、「コーチが信頼できてしっかりと仕事をしている」場合であることが挙げられます。しかし自分の子どものチームのコーチがそうでない場合もあるかもしれません。特に親御さんに競技経験がない場合、コーチをどのように評価すればよいのかが分からないでしょう。今回の記事では、その場合に基準となる項目を挙げています。

~以下引用~

1.コーチが勝つことばかりにこだわっていないか?

それが分かる指標はこれだ。練習中に声を荒げてばかりいる。試合中にサイドライン上を行ったり来たりする。上手な選手ばかりに夢中になる。試合のために叱ってばかりいる。「Gipper」のためにやるんだ!という言葉でスピーチを締める。試合の重要性ばかりを強調する。

※Glipper=ギッパー(the Gipper)は米のフットボール選手ジョージ・ギップ(George Gipp, 1895-1920)の愛称。彼が「将来苦境に陥ったとき『ギッパーのために一勝するんだ』とチームを励ましてください」と監督に言い残して若死にした故事より。ALCより) ということで、勝利に固執しすぎていることを言いたいのかと思います。

 

2.ファンダメンタルをしっかりと教えているか?

選手の数だけボールがないということは、ファンダメンタルをしっかりと教えていないという強い兆候である。子どものシュートやドリブルなどの技術を注意深くみてください。コーチがしっかりと取り組んでいるのなら、季節ごとに著しい成長が見られるはずだ。そうでなければ、顔を下げてドリブルしたり、ハーフラインからシュートを打ったりという悪い習慣が見られるだろう。

 

3.全ての選手を多くの時間で練習に参加させているか?

練習の合間に待つ時間が多くないか? コーチはしっかりと練習を計画しているか? そうした計画をしっかりと書き出しているか? もしそうでなければ、あなたの子どもはごまかされていると言える。

 

4.試合形式の練習ばかりしていないか?

試合はバスケットボールを教えるのに最も効果がない方法だ。その代わり、コーチは個人スキルと学ぶべきスキルを分解した練習にもっと取り組むべきだ。

 

5.選手の疲労を考慮しているか?

選手は練習の終わりには疲れているべきだ。しかしそれは退屈によってではない。選手は健康で、力強く、そしてすばやく動けているように見えなければならない。

 

6.あなたの子どもは様々なスキルを練習するための方法を知っているか?

子どもにコーチがシュートをどのように教えているか尋ねてみてほしい。あるいはコーチがドリブルやピボットをしっかりと教えているのか尋ねてみてほしい。

 

 

7.あなたの子どもは自己改善を目指しているか?

もしそうなら、どのように達成しようとしているかを尋ねてほしい。その詳しい答えが返ってくればより素晴らしい。またその答えがどのようなものであっても、あなたはその答えと深く関わり合うことができる。バスケットボールはそれほど複雑ではない。シュートやピボットといったファンダメンタルスキルは練習するのは簡単だが、マスターするのは簡単ではないからだ。

親としてのあなたには、できることはほかにもある。ドリルがたくさん書かれた本やビデオを探すのではなく、個々のスキルを学ぶことができる、1つの分解練習をさがしなさい。本屋だけでなく図書館でもそうしたものを探しなさい。ほかのコーチと会話しなさい。「どうやってドリブルを教えればいいですか」といった具体的な質問をしなさい。自身で物事を解決しなさい。より基本的な方法こそ、より効果的なのだ。

 

特に小学生から中学生あたりの子どもを想定していると思いますが、もちろん全てが当てはまるわけではありませんし極端な意見もあるでしょう。この中で個人やチームの価値観に沿ったものを選んで、子どもの競技人生をサポートするための指標となるものを確立していただければと思います。またコーチの方は、育成年代に対する指導哲学を再考するきっかけにしていただければ幸いです。バスケットボールに限らず、あらゆるスポーツに取り組むお子さんを持つ親御さんに、是非参考にしていただければと思います。

 

引用元:What Parents Should Look For In A Coach by Sidney Goldstein

この記事の著者

Pure Sweat Basketball
Pure Sweat Basketball
あらゆるレベルの選手やコーチに、バスケットボールのトレーニングに関するさまざまな製品やサービスを提供している。CEOのDrew Hanlenは、ブラッドリー・ビール(WAS)、アンドリュー・ウィギンス(MIN)、ドワイト・ハワード(ATL)、ジョーダン・クラークソン(LAL)、ザック・ラヴィン(MIN)など、多くのNBA選手をクライアントに持つ。現在は、DeMatha Catholic High SchoolやMontrose Christianを始めとした強豪高校や、ナイキとの仕事を含む多くのパフォーマンスコーチの経歴を持つ、元Stronger TeamのAlan Steinがパフォーマンスディレクターを務めている。
puresweatbasketball.com

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