インタビュー:水野慎士(ERTLUC 海外事業部)その3

水野慎士02バスケットボールを通じた発展途上国の支援活動など、グローバルに活躍する(株)海外事業部 水野氏。NBA CARESなどとも行動を共にする機会もあり、非常に精力的に活躍中。先日は同社主催でスペインへのコーチ研修ツアーも実施。

「ゴールドスタンダード(以下、GS)」の中で、印象に残った言葉や場面があればご教示下さい。また、その理由についてもご教示頂けると幸いです。

印象に残った言葉は「我々は背中の自分の名前の為でなく、胸のチームの名前の為にプレイする」です。

このフレーズが印象に残ったのは、「日本のチームスポーツが世界と戦うため際の強みになり得る考え方」だからです。

日本人である我々はこの考え方を見て、「その通り」と感じると思いますし、チームへの「無私の奉公」という考え方もイメージし易いと思います。でも他国の文化では、それは当り前ではないのです。

だから本書の中でも、「無私の奉公」を選手が学ぶ機会を設けたりしているのです。

現在、日本代表のスーパーバイザーを務めているトーステン=ロイブル氏が以前、トヨタ自動車を率いているときに受けたバスケットボールマガジンの取材でも同じような日本人選手の「無私の奉公」に対する称賛を述べていました。

日本には「滅私奉公」という言葉にも現れている通り、集団に対する責任を自らを犠牲にしても果たすという文化が昔からあります。

こういった考え方が元々備わっているのは日本人としても、チームスポーツに関わるものとしても誇るべきことです。

GSの一節を読んで改めて感じたことです。

(interview 2013.2 片岡秀一/UPSET)

インタビュー:水野慎士(ERTLUC 海外事業部) その4

この記事の著者

片岡 秀一
片岡 秀一ゴールドスタンダード・ラボ特別編集員
1982年生まれ。埼玉県草加市出身。株式会社アップセット勤務の傍ら、ゴールドスタンダード・ラボの編集員として活動。クリニックのレポート、記事の執筆・企画・編集を担当する。クリニックなどの企画運営も多く手掛け、EURO Basketball Academy coaching Clinicの事務局も務める。一般社団法人 Next Big Pivot アソシエイトとして、バスケを通して世界を知る!シリーズ 第1回セルビア共和国編では、コーディネーターとして企画運営に携わりモデレーターも務めた。 J SPORTSでB.LEAGUE記事も連載中。

宮城クラブ(埼玉県クラブ連盟所属)ではチーム運営と共に競技に励んでいたが、2016年夏頃に引退。HCに就任。これまで、埼玉県国体予選優勝、関東選抜クラブ選手権準優勝、関東クラブ選手権出場、BONESCUP優勝などの戦績があるが、全国クラブ選手権での優勝を目標に、奮闘中。