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「プロコーチとしてフルタイムの仕事を得ている人が、ジュニア選手を指導をする。これは新しい時代の始まり」Euro basketball Academy Coaching Clinic 2018年3月開催分、簡易レポート

Euro basketball Academy Coaching Clinic 2018年6月3日開催「Modern methods of skill training」について、事務局 片岡の簡易レポートとなります。あくまでも簡易レポートである事をご了承下さい。今回は扱った項目の紹介、及び、クロージングで紹介されたコーチへのメッセージを紹介します。

 

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”Modern methods of skill training
How to develop fundamentals to top quality
Video presentation and on court demonstrations

スキルトレーニングについて
・トップクオリティのファンダメンタルを指導方法
・ビデオプレゼンテーションと実技プレゼンテーション

講師:トーステン・ロイブル氏
デモンストレーション:大宮北高校男子バスケ部

※テーマ設定の背景
トーステン氏にミニインタビュー

Fundamentals beat talent. However practice time is limited, so coaches must think about efficient methods of fundamental training. I always think about this. How can I make players learn faster and get them more stabil for the game?
Let´s share some ideas on 3/4!

優れたファンダメンタルスキルがあれば、才能を凌駕する事が出来る。しかし、練習時間には限りがある。その為、コーチには効率的にファンダメンタル向上の為の練習メニューを考えなければならないし、私自身、常に効率性は意識している。3/4(日)のEuroBBAでは、選手の理解・習得度を早めるための工夫や、それを試合の中で安定して発揮できるように取り組んでいるか、そのアイデアを皆様に共有したいと思います。

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2018年3月
Euro basketball Academy Monthly Coaching Clinic

”Modern methods of skill training
How to develop fundamentals to top quality

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※イントロダクションの部分を到着時間都合で聞けなかった人はお気軽に事務局の片岡までメールなり連絡を下さい。前提条件、問題意識の着眼点、考え方の源泉となるお話を紹介されることも多く、その後のクリニック理解に重要です。

興味があった方で、参加できなかった人は、、、、なんとか、今回の講義のエッセンスを伝えられるように頑張れる範囲で頑張ってみます。

◇クリニックの大きな流れ

・イントロダクション、問題提起、基本的な考え方の紹介
・ファンダメンタルとチームファンダメンタルの融合についての
・オーバーハンドレイアップ、レイアップのスキルを軸として
・上記スキルドリルの、条件設定の要素(時間、空間、コンタクト、Task)
・チーム戦術やゲームとの組み合わせの説明
①PnRとのスペーシング(HELPのDef)
②PnRに対するドライブとのスペーシング

・Game Methodについての概略
・上記スキル、スペーシングを軸としてGame Methodの紹介
・クロージング、メッセージ

◇クロージング、ロイブルコーチからのメッセージ

「今日はB.LEAGUEのユースチームや、各地のスクール、スキルコーチの方々が数多く参加していると聞いた。各地で、ジュニア世代に関わるプロのコーチが増えてきている。プロコーチとしてフルタイムの仕事を得ている人が、ジュニア選手を指導をする。これは新しい時代の始まり。バスケットの発展のために素晴らしい事であると思う。

沢山の方法が、色々なやり方が存在するのを知っています。様々なドリルが、選手のコーディネーション能力を高め、スキルの土台を形作ってくれることも知っています。それらは本当に必要な事で、素晴らしい事で、選手が成長していくために必要な事です。

ただ、教えているのは、バスケットボールであるという事を、コーチの方は忘れないでほしいです。今日、皆様に紹介をしたアイデアや組み立て方が全てではないですが、ファンダメンタルドリルに順序立ててドリルを構築する事で、ゲームに直結したバスケットボールのスキルを教える事が出来ます。

ジュニアの育成に関わる人。それは、コーチではなくティーチャーなんだ。そういう気持ちが自分は大切だと思っています。(目先の試合に勝つための、その試合だけで通用する)戦術やスキルよりも、しっかりとした選手を育てる事が大切で重要であると思っています。選手がしっかりと成長できるために、その為に適切な指導をする事が重要です。

色々なドリルを知っているとか、昔、良い選手だったとか、プロモーションが上手いとか、そういう事ではなく、良いティーチャーであるという事が重要です。正しい事を、正しい方法で、どれだけの人に伝える事が出来るか。

今日、ジュニア世代を教えるコーチが多いという事で、上記のような事を、自分からのメッセージ、ウェイクアップコールとして伝えたいという意気込みでクリニックを実施した。でも、逆に、日曜日の夕方、このように熱意のある皆様と共に学ぶことで、自分自身にも本当に価値のある事は何かを考えるウェイクアップコールになった。本当に大切なことを見直す良い機会になり、参加してくれた皆様に感謝しています。」

※試合で勝たなくてよいとおっしゃっているわけではないです。スポーツなので、勝利を目指すことが前提。目先の試合の勝利か、育成か、判断が迫られるシチュエーションがある際に、しっかりとした育成を出来るようにしよう、、というニュアンスでのコメントとなります。

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