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『3×3の競技特性は”Non Stop Competition”である事。連続する勝負、それこそが選手の闘争本能を滾らせる』Euro Basketball Academy Coaching Clinic2018年11月簡易レポート

Euro Basketball Academy Coaching Clinicへ参加していただいた皆様、ありがとうございました。次回以降は未定。決まり次第に連絡をする形です。
簡易レポートになりますが、簡単に当日の内容を投稿します。

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Euro Basketball Academy Coaching Clinic
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3×3 – the new tool for skill development
How to use 3×3 in daily practice to develop important skills for the basketball game
スキル指導の為の新しいツールとしての3×3について。
~重要なスキルを習得する為、日々の練習の中での3×3活用方法~
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◇3×3の特徴とは?

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・3×3では、Contact Game(身体接触)への耐性がある選手が望ましいし、そこの部分を向上させることが出来る。競技に向く、及び(5対5で他ポジションだとしても)伸ばせる能力はSG、F、PFのプレー領域。※5on5の選手育成の為の3×3という観点で考える際に、適応される領域を正しく認識する事が重要。全ての能力を向上させるツールでは勿論ない。

・個人技能向上という観点では、Post Deffense能力向上に向けた優れたツールでもある。3人である事、広いスペースがある事より、Off/On ball screenではSwitchで守るケースが多くなる。Post DEF向上は5対5でも確実に活きてくるスキル。

一例としては、Off/On ball screenへの対処について。スペースや人数の都合、3×3ではSwitchで守る事が非常に多ねる事を説明。アウトサイドの選手にとっては、Miss-MatchでのPost Deffenseの実践機会になる。

オフェンス側にとっては、Off Ball Screenプレーからの一連の動作で的確なSEAL PLAYを遂行する事で得点に繋がる(SEAL AUTOMATICと表現)と述べ、具体的なスキル説明まで細かく言及。

※Spacing(コートと人数)の都合、Switchが多くなるのであれば、的確なSeal playが出来れば非常に有効。それは5対5でも活かされる大切なスキルである。って流れで、Sealの詳細を説明されていた。

◇悔しい想いを何度も味わう。感情が剥き出しになる。それが良い。

3×3の特性は”Non Stop Competition”である事。自分のマッチアップマンが強力な選手であれば10分間のゲームの中で、ドライブされ、ポストアップされ何度も得点される。悔しい想いを何度も味わう。感情が剥き出しになる。それが良いんだ。

やられ続けている選手は、相手と向かい合った際や、ポジション取りで相手を払いのけたり、大声を上げたりする。顔を近づけて闘志を剥き出しにすることもある。勿論、暴力は駄目だが、ただ、3×3は責任が明確で、誤魔化す事が出来ない。若い選手の闘争心を呼び覚ます。それは成長の為に大きな役割を果たす。

◇”DNP”を日本中から無くしたい

「これは個人的な想いですが、私は、日本中からDNPを無くしたいと考えています。1つのチームに30-40人と大勢の選手が所属する。試合に出場できるのは7-8人、大多数はベンチまたは観客席で応援をする。従来の競技文化を否定するつもりはないが、応援をしている選手も本当はプレーしたいはず。3×3であれば、埼玉県選手権に5チームエントリーをした春日部高校のように、複数チームでエントリーも出来る。1人1人に勝負の機会、成長の機会を提供できます。JBAも、どんどん3×3の大会を企画していくはずです。どんどん試合に出場し、一人一人の成長が成長できる環境を創りましょう。その後、チームに戻れば、今よりもきっと強くなっているはずです」

◇一人一人を育んでいく事が重要。ドイツやセルビアは、その重要性に気が付いて、既に積極的に取り組んでいる。

「1人1人がバスケットを楽しみ、成長し、皆で土台を育んでいくことが大切。ドイツやセルビアなどは、その重要性に気が付き、既に積極的に取り組んでいる」

 

◇コーチは試合中にコーチできない。選手が自分で考えて行動していく。それが良いんです。

「コーチが試合中にコーチングが出来ない。良いではないですか。自分達だけで試合に挑む。ポイントを理解し、適切な考えと共にプレーすれば、心身ともに成長の格好の機会です。一人一人の選手が成長していくことが大切。皆で、若い選手を大切に育てていきましょう。」
※クロージングの挨拶より

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