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【1/26 事務局レポート②】Euro Basketball Academy Coaching Clinic Online

Euro Basketball Academy Coaching Clinic Online
DAY1
当日に紹介されたエピソードを簡易的に箇条書きで投稿。B.LEAGUE強化育成部 塚本鋼平氏のbookカバーチャレンジでの『夜と霧』とも繋がる。
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1、Lötzschさんのエピソード(ロイブル氏の地元の友人でもある)

 

◇Key Message
・Fighting against the System
・Empty room is full of opportunity!!
・Nothing beats Hardwork!!!
・COVID-19 might slow us down but can’t stop us!!
◇具体的なエピソード
・Lötzschさんという人物がいる。下記の書籍も発刊されている。
『Lötzsch. Der lange Weg eines Jahrhunderttalents. (German Edition)』
・東ドイツの選手。時代は冷戦時代。自転車の選手として卓越した存在。
素晴らしい自転車の選手として将来を嘱望されていた。
・ある時に、彼は自分の信念や人生観に基づき、政権に対して文句を言う。
影響力のある人物の発言とあって、当局に目を付けられる。粛清の対象となる。
・彼の国際大会等への出場に制限を課した。
彼は自分の信念や信条を曲げない人物。
このままの状況が続くのであれば、西ドイツへ移住をすると主張。
当時の東ドイツは、スポーツで国際的にも活躍。国際大会での戦績を非常に
重視していた。西ドイツから金メダル等を出すわけにはいかない。
・当時の政府は、1年間、彼を独房に幽閉する。彼のスポーツ選手としてのキャリアを無くすため
である。
(講義では独房の写真が紹介された。狭い、汚い、暗い、生命を維持する為の
必要最低限の施設)
・しかし、彼は屈しなかった。毎日500回のプッシュアップと、5000回のスクワットを課した。
それを続けた。ここから出た時に、Good Shapeで居続けるためだ。
自分の果たしたい事を、見据え。チャンスがあるかどうかも分からないのに、鍛錬を続けた。
・その後、冷戦が終わり。東西ドイツが統一される。彼は解放される。
42歳でドイツの国内チャンピオンに輝く。
・なぜ、屈しなかったのか。彼に質問をする機会があった。(*1)
「自分がどこまで強くなれるかに強い意欲があった」
「(悪い意味ではなく)国に対して自分の力を証明したいとか、有名になりたい等の功名心よりも、
自分自身に対し、自分が強くあることを証明したかった」
「愛。スポーツへの愛、自分が成長する事への愛、自転車への愛があった」
*外的な環境や状況など、関係がなかった。
・コロナ禍に対して、彼に質問をした事がある。選手の苦しい状況について
ディスカッションをした。
彼の答えは「大丈夫だ。乗り越えられる。私の独房に比べれば、問題ないよ。
頑張ろう!」
・解放されたのち、42歳というスポーツ選手としては高齢な年齢で、彼はドイツの
チャンピオンになったと紹介した。結局、彼は五輪ではメダルを獲得する事は出来なかった。
彼の五輪でのキャリアは、タイミングもあって、確かに奪われたかもしれない。
現在、U18世代で小さなクラブでコーチをしている。
選手も数名しかいない、小規模場クラブだ。
でも、ドイツのチャンピオンを何人も輩出している。
素晴らしいアスリートで、素晴らしい人間性を持った選手。
彼のメンタリティーは、継承されている。
彼が持つ王者のメンタリティーだけは、当時の当局も奪えなかった。
2、参考
・上記はオンラインMTGにおける「Story」の部分で紹介された話。
紹介する前の選手とのコミュニケーション、質問、大宮北高校の
チームスタイルや文脈を踏まえた上でのやり取り有。
・上記のストーリーを紹介している最中にも、各選手への質問あり。
*1の部分など。
参考
オンラインMTGのデモンストレーション
意識すべき基本的な構成
◇Structure of online team talk
・Opening
· Engagement
・Story
・Delivery
・Feedback
・Final push
3、参考
『夜と霧』を思い出しますね。
人間の精神的自由は、誰にも奪えない。
(難しい事ですが・・・)
引用 『夜と霧』より
・わたしたちが生きることからなにを期待するかではなく、むしろひたすら、生きることがわたしたちからなにを期待しているのかが問題なのだ、ということを学び、絶望している人間
・生きるとはつまり、生きることの問いに正しく応える義務、生きることが各人に課す課題を果たす義務、時々刻々の要請を充たす義務を引き受けることにほかならない。
参考
塚本鋼平氏のbookカバーチャレンジでの『夜と霧』へのコメントより
書籍名:「夜と霧〜ドイツ強制収容所の体験記録〜」
著 者:ヴィクトール・E・フランクル
出版社:みすず書房
★『人生から何を期待できるかではなく人生が何を期待しているか』
①創造価値…どんなに苦しい状況でも、人々の人生に「喜び」を作ることができる
💡②体験価値…どんなに苦しい状況でも、自然や芸術や愛の「美しさ」に感動することができる
💡③態度価値…どんなに苦しい状況でも、「意味のある人生」にするために態度をとることができる
★体験した全てのことは私たちの財産になる!
3、次回はこちら!
Euro Basketball Academy Online Coaching Clinic (2/9)
19:10 入室受付
19:30 スタート
Topics:Coaching
Crunch time management
Substitutions
Bench work (tasks for HC, AC, support staff)
ゲームに関するコーチングについて
・クラッチタイムのマネジメント
・交代
・ベンチワーク(HC、AC、その他のスタッフの役割など
20:40 講義終了(予定)
20:55迄 質疑応答など
*本講習に関する質問のみとします。
◇参考
2015年にも扱った項目も含みます。各項目についてはアップデートされています。レポートは下記。
これも関連しますね
「DFのツールを持つ事は重要だ。しかし、勝利へのコンセプトは安易に変えるべきではない」Euro Basketball Academy coaching clinic(2018年6月)レポート
◇諸注意
コンビニ支払いの方は、【2/8 23:59迄】までにお振込みを完了をいただけると幸いです。それ以降の支払いになる場合、事務局まで事前に連絡ください。
◇連絡先
片岡秀一
kataoka.upset@gmail.com
いつも、ご協力、御理解ありがとうございます!
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