【次回は2/28(火)19:15~@大宮北高校 Euro Basketball Academy Coaching Clinic】
「日本の選手は非常にソフトだ。力強いフィニッシュを苦手とするケースが多い。なので、(半ば強引にでも)強いフィニッシュをするよう、」指導者が教える必要がある」
2017年1発目のEuro Basketball Academy Coaching Clinicも無事に終わりました。SCORING MORE EASY POINTS IN THE GAMEというテーマの中で、アジア各国の傾向、ロイブル氏が考える日本人選手のウィークポイントと、それに対する提言をイントロダクションとしてスタート。基礎動作の指導、コーディネーションを織り込んだワークアウトの紹介、重要ポイントを絞り込んだレイアップスキルの紹介と指導へと進み、実践ドリルとの融合へと続きました。
印象的だったのは、(今回だけではなく、毎回ですが)、ロイブル氏が考えるハーフコートオフェンスの原理・原則(2men Automatic,3men Automatic)をシンプルな形で個人スキルのドリルの中に織り込む事。individual workoutの側面の強いドリルでも、それがイコール、team Fundamentalに繋がっている一貫性に感心させられました。
終盤、レイアップに絡む(ややハイレベルな?)コーディネーションドリルの紹介も。欧州出身選手初のNBAでの最優秀選手賞を受賞したノビツキー選手のエピソードも印象的。
「ノビツキーも、NBAに渡った当初、このようなコーディネーションドリルをしており、周りの選手から笑われていた。何の意味があるのか?おかしな動作をするものだ、と。だが、オールラウンドに活躍する彼の活躍により、コーディネーション能力を上達させるトレーニングの重要性が認識されるようになった」(ノビツキーのNBA入団は1998年頃)
そんなこんなで、次回は2/28(火)19:15~@大宮北高校。テーマは下記。次回こそ、冒頭のスタート司会部分で「毎度おなじみ流浪の番組、タモリ倶楽部の・・・・」と言ってみたいです。
28th FEB
19:15~@OMIYA KITA HS
Game strategies: Special Situations
・last second shot,quick hitting plays,delay game・・・etc
2/28(火)19:15~@大宮北高校
ゲームストラテジーシリーズ
「スペシャルシチュエーション」
・残り数秒でのプレー
・クイックヒッティングプレー
・ディレイゲーム
などなど。
事前申し込みは不要です。
◇このトピックス選定に関するミニインタビュー
(聞き手:EURO BBA事務局 片岡)
ーーこのテーマを設定した理由は?
今回のテーマが個人のファンダメンタル。前々回はDecision making(状況判断)。これも個人のファンダメンタル。なので、次回はチーム戦術・戦略の部分のトピックスとしたんだ。
ーーークリニックなどでは、ロイブルさんの視点から見て、日本のバスケに足りない事をピックアップされるケースも多い。スペシャルシチュエーションの部分も、そういう部分の危惧から?
トピックスの選定に対して、そういう見方もあるのかもしれないが、必ずしも、日本のゲームの戦術が乏しいというわけではない。ただ、指導現場のコーチの方に、自分の考えなどをシェアしていきたい。それが役に立つものであれば嬉しいね!
追記
昨年末、EURO Basketball Academyクリニックの事務局あてに、ロイブルさんより新年のお祝いメッセージが届きました。2017年に向けた非常に前向きなメッセージとなっております。ロイブルさんのご承諾の元、本記事にて紹介します!
2017年も宜しくお願い致します!
前回のレポートは鋭意製作中です。
【Happy New Year】
”Imagination is more important than knowledge …
Logic will get you from A to Z, imagination will get you everywhere.“
Albert Einstein
The new year 2017 is like a blank book, and the pen is in our hands.
It is a chance to write a beautiful story. New tasks, new dreams, new hopes.
Wishing you a great and happy new year!
Torsten Loibl & Family