インタビュー:三浦洋平(東海大学~富士通RedWolves)その4

abe8d5bc6b

東海大学の主将を務め、現在は関東実業団一部リーグの富士通で仕事とバスケットとの両立に励む三浦洋平選手のインタビューシリーズ第四弾。

富士通は一部リーグの5位でシーズンを終了。9月に開催される全日本実業団バスケットボール競技大会(通称JIC)への出場を決めました!三浦選手、おめでとうございます!

<三浦選手の試合結果>

関東実業団リーグ二次リーグ

7/14
富士通 72対63 三井住友海上
(三浦選手はスターティング5として出場し、13得点37分出場)

7/20
富士通 71-76 葵企業
(三浦選手はスターティング5として出場し、15得点35分出場)

チームによる話し合いで目標が決定され、その後、それを実現する為の、チームとしてのスタンダード、行動指針、時として、規則やルールはどのように決定されていきますでしょうか?

陸さんは、バスケットボール以外のことを非常に大切にする方です。まず、Seagullsの選手の前に、東海大学の学生であり、社会に出る人間であるということを大事にしています。規則、ルールは人として当たり前のものしかありませんので、それを苦痛に思ったことはありません。

プレイ面でのスタンダード、柱になるものは基本的に毎年変わりません。ただ、チーム事情で新しく加えた方が良いスタイルなどは、増えることがあります。これに関しては、陸さんからの一方通行になることはないので、選手の意見もしっかり聞いてくれます。

私が、東海に入学して非常に大事だと思うスタンダードがあります。それは、「仲間が倒れたら、すぐに起こしに行け!」です。ですから、海の選手は試合中仲間が倒れたらすぐに手を差しのべていると思います。私は、これを卒業した今でも私の大事なスタンダードにしています。

東海大学のように意識が高い選手が集まったとしても、やはり人間と人間とが行う競技です。時として、チームのルールや文化から逸脱する行動をとる人もいると思います。

それを放置するか、切り離すか、様々な対処法があります。それはチームによって様々ですが、そのような判断の積み重ねで、チームの雰囲気、さらには伝統が形成されていくと感じています。

三浦さんの考えでは、どのように問題を解決していくのが重要であると考えていますでしょうか?

この問題はどこに行っても、ありえることで非常に難しい問題であると思います。これは、私の意見ですが、まず最初に切り離すという選択を考えるのは絶対にダメだと思います。これは、会社でも、プロスポーツでも、学生スポーツでも同じです。

もちろん、社会に出れば、責任を負って辞めなければならないこと、これ以上組織には置けないこともありますが、辞めるというのは簡単すぎると思います。組織(チーム)、本人、第三者(社会)の全てが納得することは、難しいですが仲間を簡単に切り離すことはしたくないです。

(interview 2013.5 片岡秀一/UPSET)

三浦洋平
1990年宮崎県都城市出身。小林高校から東海大学に進学し、4年時には主将を務め、インカレ準優勝に貢献。得意とするシュートに加え、気迫溢れるディフェンスで「東海らしさ」を体現し、チームの柱としてチームを牽引。また、インカレ二回戦の明治大学では同点の状況下でブザービーターを沈めて劇的な勝利の立役者となった。 ユニバーシアード代表候補、李相伯盃日韓学生選抜大会では代表選手にも選出された。現在は、関東実業団一部リーグの富士通に所属し、社業とバスケットボールの両立に励んでいる。 http://www.redwolves.net/

インタビュー:三浦洋平(東海大学~富士通RedWolves) その5

この記事の著者

片岡 秀一
片岡 秀一ゴールドスタンダード・ラボ特別編集員
1982年生まれ。埼玉県草加市出身。株式会社アップセット勤務の傍ら、ゴールドスタンダード・ラボの編集員として活動。クリニックのレポート、記事の執筆・企画・編集を担当する。クリニックなどの企画運営も多く手掛け、EURO Basketball Academy coaching Clinicの事務局も務める。一般社団法人 Next Big Pivot アソシエイトとして、バスケを通して世界を知る!シリーズ 第1回セルビア共和国編では、コーディネーターとして企画運営に携わりモデレーターも務めた。 J SPORTSでB.LEAGUE記事も連載中。

宮城クラブ(埼玉県クラブ連盟所属)ではチーム運営と共に競技に励んでいたが、2016年夏頃に引退。HCに就任。これまで、埼玉県国体予選優勝、関東選抜クラブ選手権準優勝、関東クラブ選手権出場、BONESCUP優勝などの戦績があるが、全国クラブ選手権での優勝を目標に、奮闘中。